NIMURA PLANT LAB. SDN. BHD.

植物資源ソリューションカンパニー 


弊社とマレーシアゴム研究所との共同研究プロジェクトである
『薬用植物栽培プロジェクト』では生物資源確保方法のひとつとして、
プロジェクト利用会員を広く募集いたします。

おしらせ

 

弊社とマレーシアゴム研究所では現在実験中の種以外の薬用植物の栽培を請け負うビジネスをスタートすることになりました。
研究目的に少量多品種栽培を希望者からの委託を受けまして
実施いたします。

栽培種は基本的には草本類で、弊社とゴム研究所の栽培指導・管理の元、ゴム研究所実験圃場または、提携ゴム農園において
栽培されます。

各年度ごとの収穫物は会員各位に分配しますので研究に
ご利用下さい。

[注意]

収穫物に関しては現状では作物扱いになるため生物多様性条約問題には抵触しないというのがゴム研究所側の見解です。

ただ弊社としては今後、様々な議論の中で栽培種と野生種の認定などが行われていくものと見通しを立てております。
したがいまして、お渡しする段階において必ず自由に利用できるかどうかは保証できませんことを御了承下さい。

必要に応じて現地の研究機関との共同研究契約は弊社がマッチメイクいたします。

スタートの経緯

 

率直に申し上げて、マレーシアの国としての法整備には当分かかるという見通しに加えて、生薬ブームによる、国内での野生種の乱獲や生育環境の悪化から、栽培化による保護の方法を早急に講じる必要があると判断し、若干の見切り発車ながらスタートすることにしました。

概要

 

[要旨]

植物資源を事業あるいは研究に利用する会社、団体、個人の会員を募り、薬用植物を中心とするマレーシア原産の熱帯野生植物を委託栽培いたします。

[栽培種]

会員全体で共有する栽培種数は100としますが、会員の希望に応じて別料金で100種以外の種も栽培いたします。

[栽培種の選定]

共有栽培種については弊社の提供するリストを元に会員の意見を参考に決定します。

[プロジェクトの開始]

栽培は参加会員数が10口(1社1口以上)になった段階でスタートし、1年後の収穫を原則とします。

[収穫物]

収穫物は会員の現地研究機関向けに一部を確保する他は払い込んだ会費(口数)に応じて会員に分配いたします。
原則として1口当たり一種につき10個体を提供いたします。

[データの取り扱い]

栽培データは会員と弊社、ゴム研究所で共同所有とし、それによって生じた利益はあらかじめ決められた割合で分配いたします。
論文等の出版に関してはゴム研究所は権利を持ちます。

[契約年数]

会員契約は3年とし、3年以内に撤退の場合は違約金が生じます。

[募集]

2000年度の会員募集期間   2000/3/25以降随時
ただし、栽培スタート以降参加した会員は種の決定権がありません。

[会費] 

弊社までメールでお問い合わせ下さい。

[その他]

収穫物の送料は別途申し受けます。
栽培種の研究から生じた商業的な利益に対して売り上げの2-5%*を資源提供に対するロイヤルティとしてお支払いいただきます。*割合は植物種に応じて異なります。
契約の内容についての変更はこのHP上で発表いたしますのでアップデートに御注意下さい。

2000年3月19日現在

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